入れ歯(義歯)

当院が考える入れ歯治療

当院は患者様の口腔状態を将来に渡って考えています。
入れ歯は欠損した歯を補う治療として一つの選択肢になりますが、メリット・デメリットを十分に考慮する必要があります。 インプラントやブリッジなど他の治療と比較した上で入れ歯をご要望の方、現在入れ歯を入れている方に対して治療をご案内するように致します。

入れ歯のメリット・デメリット

部分入れ歯

部分入れ歯(裏)

メリット

  • 治療費用を抑えられる
  • 外科的侵襲がない
  • 取り外して洗浄できる

デメリット

  • 咀嚼効率が低い
  • 違和感を感じやすい
  • 残存歯への負担が懸念される
  • 発音障害がある

このようにメリット・デメリットが存在します。
充分にご理解された上で義歯を選択する必要があります。また、自由診療になることで、入れ歯の精密さを高めることができますので歯科医師より説明を受けた上で決定しましょう。

他の治療との比較

入れ歯

部分入れ歯

  • 咀嚼効率:15%〜20%
  • 快適さ:低い
  • 残存歯への影響:あり
  • 外科的侵襲:なし

ブリッジ

ブリッジ

  • 咀嚼効率:90%〜100%
  • 快適さ:高い
  • 残存歯への影響:あり
  • 外科的侵襲:なし

インプラント

インプラント

  • 咀嚼効率:90%〜100%
  • 快適さ:高い
  • 残存歯への影響:なし
  • 外科的侵襲:あり

上記の比較のように入れ歯は咀嚼効率が低く、部分入れ歯の場合は残存歯への影響も懸念されます。 基本的にはインプラントやブリッジをご提案することが多いですが、入れ歯をご要望の方にもお応えできるよう、なるべく咀嚼効率や快適さを得られる自由診療の入れ歯にも対応しております。

自由診療の入れ歯について

金属床義歯

金属床義歯

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

一般的な義歯と比べ、金属を使わない(目立たない)ものや、チタンを使用して強度と快適さ、温度を感じる付加価値のあるものなど選択できます。また、インプラントを使用して、落ちない義歯など、あらゆるニーズにお答えします。

インプラント義歯について

咀嚼効率や残存歯に負担をかけてしまうことが懸念される入れ歯ですが、インプラントで入れ歯を維持する設計を可能にし、咀嚼効率や違和感を大幅に改善できる方法もあります。

現在の入れ歯で噛めない・違和感があると言う方は一度ご相談ください。
入れ歯でお困りの方のお役に立てるかと思います。

インプラントへのステップアップとして

インプラントが不安だから、まず入れ歯からスターしてみようという方もいらっしゃいます。 一番問題なのは欠損歯を放置してしまうことです。入れ歯を使用してからインプラントへのステップアップも可能ですので、お気兼ねなくご相談ください。